【衝撃の真実】賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか | 井出留美

こんにちは、食生活アドバイザー&ITエンジニアのそばです。

今回ご紹介するのは食品ロス問題の専門家、株式会社 office 3.11 代表取締役である井出留美さんによる日本の食料廃棄問題について切り込んだ一冊。賞味期限や食品ロスについて知らなかったことのオンパレードでとても勉強になりました。
恥ずかしながら、そもそも食品ロスがこんなに大きな問題になっているとは知らず…国や企業だけではなく、消費者全員が考えるべきことだなと感じています。

最高の一文

「日本では、卵の賞味期限は生で食べることができる期限として設定されています。一方、海外では加熱して食べるのが前提です。だから日本よりも賞味期限が長いんです」

著者が参加したとあるシンポジウムにて、同じく登壇者である消費者庁消費者政策課政策企画専門官(当時)の高橋史彦さんがお話されたことが紹介されています。
今までは卵=食中毒くらいのデリケートなイメージを持っていたため、賞味期限切れの卵は使わないようにしていました。なのでかなりの衝撃です。(あと何個ゆで卵が作れたことか…)
実際、賞味期限が切れた卵をゆでて食べましたが、これといって変わったことはなかったです。我が家から卵の廃棄がなくなりました!

こんな方にオススメ!

  • ついつい賞味期限を切らして食品を捨ててしまう方
  • 食費を減らしたい方
  • 食品業界の裏側を知りたい方

ピックアップ

参考になった部分をピックアップします。

また、卵は出荷後、温度が管理された状態で輸送、保管され、冷蔵で販売されるのが、菌の繁殖を防ぐ上で理想です。が、冬場、暖房の入った室温の高い店内で、冷蔵でなく常温販売しているような店もあります。卵を常温コーナーに置いているような店は避け、きちんと冷蔵コーナーで販売している店を選びましょう。

再び卵ネタです。卵は大事なんです。
これは今まで普通に思っていたけれど、考えてみると確かに常温販売で卵を売っているのはおかしいですね。買い物から帰ってきたら肉などと一緒に真っ先に冷蔵庫にしまいますからね。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアで食べ物を買うとき、その値段に何が含まれているか、意識せずにお金を払っている人がほとんどでしょう。でもそこには多くの人が想像したことのないコストが織り込まれています。それは「捨てるための費用」です。

こういうコスト構造があったとは…人件費が関係あるのかなーくらいにしか思っていませんでした。企業側の立場で考えると仕方ないように思えますが、それも消費者が選んできたことの積み重ねなんですよね。
便利の裏側を見ました。

京都市の試算によれば、家庭から出される食品ロスを金額換算すると、1世帯4名の場合、年間で6万円相当です(「京都生ごみスッキリ情報館」ホームページより)。これに処理費用5000円を足すと、年間6万5000円。さらにこれが日本全国で起こっていると仮定すると、京都大学名誉教授で環境漫画家の高月紘先生の試算によれば、年間総額11・1兆円に上ります。年間11兆円もの無駄! お金をまるまるゴミとして捨てているようなものです。

これはすごい額ですね。
逆に言うと各家庭で食品ロスが1割でも減れば全体で1兆円強の節約ができるということ。意識して買い物していきたいですね。

 

 

紹介するとキリが無いくらい情報盛りだくさんの本でした。
フードバンクという不要な食品を寄付できるという存在も初めて知りました。
どうやら近所にもあるようなのでぜひ協力していきたいです。

賞味期限のウソを知ろう!

 


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