読書の本当の価値は、価値を感じられるような「1%に出会う」こと by 印南 敦史 | 遅読家のための読書術

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マネジメントを極めるために活動中。 組み込みからiOS/Androidアプリ、Webコンテンツ、ビッグデータ分析までいろいろやっているITエンジニア。 PM歴は一年。スクラムマスターはじめました。

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

 

こんにちは、食生活アドバイザー&ITエンジニアのそば(@sobarecord)です。

今回ご紹介するのはライフハッカーをはじめとした4つのサイトに月60本の書評を書いているという書評家、印南敦史さんによる読書術の本。

単純計算でも1日2冊…ものすごいスピードに思えますが、文章自体を読むスピードは全く速くないのだそう。

そんな印南さんの本を速く読むコツ(考え方)や読書の質を高める方法、読書を習慣づける方法が余すところなく綴られた一冊です。

最高の一文

読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。

この本に書かれた全てのテクニックや考え方が凝縮された一文。

ぼく自身、今まで読書をするときは著者の考え方を100%理解しようとしていました。しかし、そんなことしていたら量はもちろん質も落ちてしまいます。

読書に対する考え方を改めさせられました。

こんな方にオススメ!

  • 本を読むスピードをアップさせたい方
  • 本を読んでも内容が頭に残らない方
  • 読書量を増やしたい方

ピックアップ

長期間かけた熟読というのは、単位時間あたりの読書の密度が低いうえ、その本の全体像が見えづらくなりますから、非常に「薄い」読書体験しか提供しません。

確かに何日かにかけて読む本は開くたびに「どんな話の流れだっけ?」と読んだはずの部分を見返すことが多いですね。時間をかけることにこんなデメリットがあったとは…

 

僕は「読み飛ばしていい箇所」を見つけるときの基本的な目印として、次の3つを活用しています。
<中略>
理論や主張を裏づける「個別の事例・体験談」
<中略>
商品差別化のために挿入された「著者の自分語り」
<中略>
期待・危機を煽る「過剰すぎる表現」

本を速く読むコツはズバリ「飛ばし読み」!

特にこちらにあげられたら箇所は確かに飛ばしても問題ないですね。

 

だからこそ、僕は「教養を身につけるための読書」とか「自分を高める読書」とか「現代を生き抜くための読書」というフレーズを聞くと、大いに違和感を覚えます。 <中略>そんな読み方をしていたら、本が楽しめなくなりませんか? 「なにかのための読書」なんてつまらない! 「現代を生き抜く教養」を得る手段として本を利用しても、結果的に得るものは多くありません。それよりも、「たくさんの本を読む」プロセスそのものを楽しめるようになっていただきたいのです。

本を楽しむ、忘れていた感覚を思い出しました。

昔はいろいろな本を読んでいたのですが、最近はもっぱらスキルアップを主眼においてビジネス書や技術書が多かったです。

読書自体を楽しむことができないのも読むスピードが遅くなる原因なのかもしれません。

 

 

少しでも本を読むのが速くなるといいなーと軽い気持ちで手に取った本でしたが、期待を軽く越える良書でした。

読書にお悩みの方、超超オススメなのでぜひ読んでみてください!

ちなみに印南さんが書評を書いているライフハッカーというのは、その名の通りライフハック術を紹介しているウェブメディアです。
面白い記事が多いのでこちらもオススメだったりします。

 

 


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