みんなピラミッド型組織がダメだって気づいてる

ピラミッドはダメ

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マネジメントを極めるために活動中。 組み込みからiOS/Androidアプリ、Webコンテンツ、ビッグデータ分析までいろいろやっているITエンジニア。 PM歴は一年。スクラムマスターはじめました。

こんにちは、そば(@sobarecord)です。

今回はぼくが働いているWebサービス開発チームのマネージャーに、
「チームの運用方法を変えませんか?」という提案をしたときのお話。

最近はマネジメントとか組織に関する本を読みあさっているのですが、改めてピラミッドの組織はダメだよねって思いました。
いや、むしろそのことばかり書いてある!
ピラミッド型組織のほうが利点があるとしているものが皆無なのです。

ピラミッド型組織って?

ピラミッド型構造

こんな感じの階層構造をしており、目標に対する権限がトップにしかないので、命令が上から降りてくるタイプのものです。
(矢印を権限だと思ってください)

昔の肉体的な労働(それこそピラミッドを建てるとき)なら当てはまった考えですが、現代の知識労働には全く当てはまらないとされています。

それはなぜか?
これは持論なのですが、

経験×年数=知識=能力

肉体的な労働の世界では経験を積み重ねることがすべて。
それゆえ、単純に経験値を積んだ者のほうが能力が高い=偉い=上の言うことを聞いていれば間違いなしというロジックだったのだと思います。

反対に知識労働は、

経験×知識=能力

です。
なぜなら、昔に比べ、知識が圧倒的に得やすくなったためです。
コンピュータ、インターネットさまさまですね。

少し前に話題になっていましたが、3カ月の授業を受けただけでオープンから1年も経たないうちにミシュランに掲載されたお寿司屋さんの話もあります。
ミシュランにのるから偉いというわけではないですが、ある一定の基準のもと、評価を勝ち取ったことに価値があります。

経験はただ積み重ねるだけのものではなく、知識をブーストさせるためのものに変化したのです。

知識労働に適したピラミッド型じゃない組織って?

サーバント・リーダーシップ型

サーバント・リーダーシップ

1977年に初版が刊行されたロバート・K・グリーンリーフが定義したもの。
かなりざっくり言うと、「みんなのことは俺が守る!さあ、一緒に目標に向かって進もう!!」というものです。

逆転のリーダシップ

逆転のリーダーシップ

ハーバード・ビジネススクールの教授であるリンダ・A・ヒルがモデル化したスタイル。
これは、「一番現場に近い人を軸に動いていこうぜ!!」というものです。

以前紹介した潜水艦の組織がまさにこの形ですね。

【良書】米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方

2017.07.20

全員独立型

全員独立型

最後はぼくの妄想なのですが、より知識を得るスピードが増していくと能力の高い人ばかりになり、
「リーダーがいなくてもなんかうまくいっちゃう」みたいなチーム構成になっていくのかもしれません。

提案の結果は「すぐにはNO」

「今のチームの抱えている現在から未来までの問題点はこれこれで、それを改善するには脱ピラミッド型だ!」ということを具体的な理想型を提示しつつマネージャーに熱弁しました。

その提案を聞いて、

マネージャー「ぼくもそうするべきだと思う。しかし、すぐには難しい」

返ってきた答えは、賛成なんだけどすぐには変えられないというものでした。

変えられない理由はこんな感じです。

  • チームメンバーの半分くらいが経験が浅い人なのでうまくいかなそう
  • やりかたがチームに馴染むまで時間がかかる
  • 馴染むまでの時間もそうだが、失敗すると売り上げ目標にひびく

つまり、売り上げ目標が足かせで大きく動かすのが不安ということですね。

少しの気づきとこれから

このNOという回答は予測していたのですが、すんなり賛成の意を示してもらえるとは思っていませんでした。
そもそもどの本、どのネット記事にもそうかいているのだから当たり前ですね。
みんなピラミッド型の組織がダメだってわかってる!

ぼくはそんなマネージャーの不安を取り除ける知識も経験もなく、マネージャーに持ち帰って検討してもらう形で話し合いは終わりました。

思い切って切り替えてみる、失敗しても賞賛されるような文化が必要なんだと改めて感じました。

しかし、それを嘆いていても前に進めません。
徐々にでも脱ピラミッド型にシフトしていく方法を考えていきます。